ALSの記録 4

2024年10月11日 20:11
カテゴリ: 笑って生きるALS

病院探し①

2021年4月

左手から肩までの痺れと
肩のある部分に当たると
喚き叫ぶほどの激痛が走るようになった夫は
自分の症状にALSを疑いました



ALSの初期症状というのは
人によって様々ですが
身体の一部分の痺れや違和感から
始まることが多いようです


症状が軽過ぎて
ガマンが出来たり
専門ではない科に
対処療法であれこれ試しているうちに
進行してしまうので


もしALSであったなら
早く専門医にかかり
早期治療を始めることが大事です


今は特に
発症から診断までが
早ければ早いほど
進行を遅らせたり
止めたりするお薬があるからです


夫は自分の症状から
ALSを疑っていたため

私達は
最短ルートで
専門医に辿り着くには
どうするかを調べました

ALSは脳神経内科が専門です

ですが検査や治療が出来る脳神経内科は
限られていて
大学病院や日赤など
大きな病院で専門医がいるところに
なります


紹介状がないと
診てもらえないので

いかに早く専門病院への紹介状を
頂くかが
ALS診断への第一関門でした


初期症状でALSという確証がない場合は
整形外科 →  脳神経外科 →  脳神経内科
と言うのがスタンダードみたいですが

しびれや痛みの症状が
上手く伝わらないと
整形外科で足止めを食らいます


色んな検査やリハビリや薬を試して
症状の変化を毎週チェックするため
通院したり

整形外科の先生が
熱血漢だったりすると
何とか自分が良くしようとして
更にあれこれ試されたりして
長く留まることになり


ALSはその間も進行します

これは整骨院や整体院 
鍼灸院や気功院にも
同じことが言えます


ALSは筋肉や神経の病ではなく
運動ニューロンの異常により
筋肉を動かせなく病なので

どんなに頑張ってもらっても
身体の外側からのアプローチでは
治りません


整形外科では
筋肉の痛みや痺れなのか
神経からの痛みや痺れなのかを
判断してもらい


神経系だったり
分からないようなら
この時点で脳神経外科に行きます

夫はALSを疑っていましたが
私は
四十肩か五十肩だと思いたかったので
とりあえず
整形外科へ行きました


長くなるので続きます

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